「鼓野の音」とは・・・

砂野博明流音楽の在り方 

 「鼓野の音」ツヅミノノオト

砂野博明の音楽を手段としながら、人と人とのつながりを強め、輪を広げていく事を目的としています♪

今まで音楽という仕事をしてくる中で疑問に思っていたことがあります。
自分がなぜ歌を歌い、ギターを弾いているのか、曲を作っているのか、そんな事も入っていました。ただ単にそれが好きだから・・・
そういう理由でないことだけは分かっていました。

音楽を仕事として進めているとどうしても視野がせまくなりがちです。もし僕が東京に残り、ずっとそこで仕事をしていたら気付かなかったかもしれない。だけど、地元仙台に戻ってきて、仙台での活動、それから東京での活動を続けてきた中で何が疑問なのかが分かりました。

音楽で何かをしたい。

この音楽を、なのか音楽で、なのか
一字違いの中には、天と地とも言える違いに気付いたのです。

僕は、仙台で、様々な方との交流を持つ事で、その人の笑顔の裏にある日常、背景などを感じる事が出来るようになってきました。

だからこう思うのです。
音楽に力があるのなら、人を励まし、癒す力があるのなら、そこに人がいる限り、その人が必要とする音楽があるはずだ！と。
何も、頻繁に音楽をダウンロードしてくれる人達ばかりじゃない。音楽はみんなに届けるべきだ！条件なしで、みんなに。

そう思います。
幸い、僕は曲が書け、歌い、ギターが弾けます。それを使って、もっともっと人に寄り添う音楽の形（それが本来の音楽の形だと思っています）それを取り戻したいと思うのです。

今ある、音楽業界での音楽の形ばかりだけが音楽ではないはずです。

今でも多くの場所で日本の唱歌、童謡、歌われています。人の心が必要としているからです。

そういう音楽のあり方は、もっとPOPSの世界でも浸透していいはずです。

あまりに、ファッション、流行、ビジネス、イメージが先行していて、本来の姿を見失っているように感じますし、それは東京で、音楽業界の方々と話すとより鮮明に思います。

なぜ、音楽を仕事にしていて、そこに価値を見出し、届ける努力をしないのだろう？と。

だから、始めようと思います。

人に寄り添う音楽を。

人がいる限り、その人に必要な音楽を届けます。

「鼓野の音」は、そんな思いがまさに鼓の音のように、どこまでも広がって欲しいという思いから名付けました。